株式会社STANDING OVATION様

- 内製からの転換で、スピーディーな課題発見を実現 -

 
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株式会社STANDING OVATIONは『「テクノロジーで、新しい感性を」ファッションの新たな体験を創造し、オシャレを楽しむ全ての人を応援する』をビジョンに掲げ、コーディネートアプリ「XZ(クローゼット)」や、Webマガジン「lamire」を運営しています。

今回は、代表取締役の荻田様、エンジニアの及川様にお話をお伺いしました。


「内製の可視化は限界だった」

- 本日は宜しくお願いします。貴社では、もともとはどういった課題をお持ちでBIの導入を検討されたのでしょうか?

及川様: もともとは事業系KPIの可視化エンジンは、別のエンジニアが作っていました。内製ということですね。その時は、チャートにはなっていなくて、表形式で表示させていましたね。データベースから値をとって、集計させるプログラムをスクラッチで開発し、定期的にそのプログラムを実行させる、といった流れでした。そうこうしている間に、その内製プログラムを作ったエンジニアが退職しまして。

- よく聞くお話ですね。

及川様: そうですね。一方社長の荻田からは日々こういう値が欲しい、こういうKPIを新規にモニタリングしたい、と言われるわけです。そうなると、いきなりその可視化エンジンの機能追加の開発には着手できず、まずは中身のプログラムの調査が必要になってしまう、という。

- 他人の作ったコードを解析するのは骨が折れますよね。

及川様: 本当にそうです。なので、ものすごく時間的なコストが掛かっていました。また、表形式だったので、社内の人間皆が、ビジネスの状況を感覚的に理解できないことも大きな問題で、危機感を抱いていましたね。

荻田様: 以前のシステムの様に表形式ですと、事業が定点的にしか見えないんですよね。そして実際事業をしていると、定点で見ていても、改善点が見えてこない。やっぱりそこはグラフィカルにチャートで、時間の推移で見ないとと、いうのがあって。そのような流れの中でBIを模索している中で、Analyticaはどうかという話になって、導入を検討しましたね。

 

「構築にかかった時間は1時間ほど」

- 導入はどのような流れで進みましたか?

及川様: 弊社のサービスはAmazonのサービス、AWS上で運営しているのですが、そちらにエージェント(Analytica Secure Connector)を導入する形で構築をしました。一つのアプリケーションを立ち上げるだけですぐに分析が開始できました。非常にライトで簡単だった印象があります。通常BIの場合、ポートの設定やSSLの設定やらで時間がかかるイメージがあったのですが、Analyticaの場合は1時間ほどで構築は完了しましたね。

 

「社内外で利用する4つのダッシュボード」

導入後は、具体的にどのように御利用されていますか?

及川様: 目的別に4つのダッシュボードを作成して、使い分けています。1つ目は社長の荻田向けのKPIです。こちらのダッシュボードには、投資家向けに社長が説明するKPIをまとめています。様々なテーブルを、analyticaの加工機能で結合して、まとめています。なんと10個ぐらいのクエリを結合していますね。

2つ目は、社内部向けのダッシュボードになりますね。こちらでは、主に事業のKPIを表示させています。外部向けのものよりもより細かい物を出していまして、現在は28個のチャートがこのダッシュボードに表示されています。

3つ目は、EC(通販)に関するダッシュボードです。最近クローゼットのアプリ内でECテストマーケティングをしたのですが、そのECのみのユーザーアクティビティをまとめて表示させていますね。ECも、どんどんと新しい機能を追加しているんですが、Analyticaでしたら、可視化までのスピードが早いので、リリース後すぐにユーザーの反応を知ることができて良いですね。

4つ目は、1つ目に似ているのですが、株主に見せるためのダッシュボードです。一部の株主に、閲覧権限を与えています。こちらは、チャートは17個ありますね。DAUやMAUなど、一般的なものもこちらには含まれています。

これらのダッシュボードを、5つのユーザーアカウントで見ています。また、データソースとしては、スプレッドシート、MySQLからデータを取得し、集約して表示させていますね。

 

「エンジニア目線での効果」

では、エンジニアの観点からみたAnalyticaの導入効果はどういったものでしょうか?

及川様: 2つあります。1つめは、SQLを直接書ける所です。SQLを直接書けるというのは実はエンジニアにとっては大きいです。学習コストが少なくて済むので。Analyticaの導入後にサーバーエンジニアを採用したのですが、その者も、すぐにAnalyticaに慣れることができて、チャートを作成できていました。2点目は、加工機能があることですね。KPIによっては、SQLだけだと割と大変で、開発が必要な場合もあるのですが、加工機能を使えば開発不要でデータ整形が可能になりますね。加工機能では最も利用しているのは、「クエリ結合」ですね。

 

「経営者目線での効果」

- 社長の荻田様からみて、Analyticaの導入の効果はどういうところでしょうか?

荻田様: 先程も言いましたが、やはり定点ではなく、推移で見れるようになったことが大きいですね。以前はグラフがなかったので。なので、導入後はそれぞれのKPIについて、良いのか悪いのか、課題発見までが非常にスピーディーになりました。後は、社外的に言うと、株主向けに数字の報告などをするのですが、以前は表データからグラフをまとめるのにすごく時間がかかっていました。ですが今は、Analyticaのチャートを画像ファイルでダウンロードして活用しています。社長の私の立場では、社内での事業サービスのボトルネック発見はもちろん、株主や投資家への説明、アライアンス交渉、メディアへのプレゼンなど、社外向けへの活動にAnalyticaを有効利用していますね。

- なるほど、やはり経営者とエンジニアでは、見るポイントが違うのですね。ご活用を頂いてありがとうございます。今後も宜しくお願い致します。

荻田様、及川様: はい、宜しくお願いします!